コンテナハウスライフをより安全・快適にする4つのメンテナンス方法をご紹介!
大切に使えば、親、子、孫と3世代にわたって利用できるコンテナハウス。
その高い耐久性を保つには、日頃から錆び(サビ)やシロアリ、雨漏りなどのトラブルに目を光らせ、トラブルが起きても症状が軽度なうちに補修する必要があります。
今回はコンテナハウスで安全かつ快適に暮らしつづけるための、重要なメンテナンスのポイントをご紹介しましょう。
防錆対策
コンテナハウスは重量鉄骨造であるため、時間が経つにつれて部分的に錆びが目立つようになるのはある程度仕方のないことです。
天井や壁に錆びを見つけたら、業者に補修を依頼しましょう。
錆びつきの範囲が狭い場合は、自力でメンテナンスすることも可能です。
気になる箇所があれば、グラインダーなどで表面の塗装を薄く削って除去しましょう。
表面の錆びを完全に落としたら、鉄の地肌の部分に錆び止めペンキを2~3回重ね塗りし、仕上げペンキで上から膜を張ります。
仕上げの塗装を丁寧に行えば、同じ箇所に錆びが再発するのを防げるでしょう。
シロアリ対策
発泡系の断熱材を使用しているコンテナハウスでは、柔らかい断熱材がシロアリの通り道となり、食害に遭ってしまう危険があります。
シロアリは配管回りなどの隙間を経由してコンテナハウス内部に侵入しようとするので、予防策としてはコンテナを設置する時点で配管回りに網目の細かなステンレスメッシュを敷設することが有効です。
また、シロアリは人間の目の届かない地中から建物に侵入するほか、羽アリとして飛来することもあります。
コンテナハウスの玄関や水回りで羽アリを見つけたら、害虫駆除専門業者に点検を依頼しましょう。
雨漏り対策
コンテナの上部は平面であるため、雨が溜まりやすくなっています。
そのため住宅として利用する際には、屋根に緩やかな傾斜をつける工事が必要です。
また、経年劣化によって屋根に錆びができると、その部分が腐食されて雨漏りの原因になることがあります。
コンテナの雨漏りを防ぐには、雨水が溜まらないよう工事によって屋根に勾配をつけることや、錆び落としや防水塗装によって屋根の劣化を防ぐことが推奨されます。
屋根の劣化は部材の劣化にも直結するため、雨漏りする箇所は迅速に補修しましょう。
内装工事
天井や壁に断熱加工を施していないコンテナは、夏場の庫内温度が高温になり、居住はおろか機器の保管などにも支障をきたすおそれがあります。
物置としての利用で内装工事のコストを抑えたい場合は、太陽の熱を直接受ける天井部だけでも断熱加工の内装工事を行うことをおすすめします。
コンテナに通気口をつければ、夏場の室温上昇や冬場の結露の発生を緩和できます。
コンテナハウスで快適に暮らすために、定期的なメンテナンスに加えて内装工事を検討されてみてはいかがでしょうか?
メンテナンスと内装工事で暮らしを快適に!
錆びやシロアリ、雨漏りは早めに対処を行わないとトラブルの範囲がどんどん拡大し、それにともなって補修にかかる費用も増えてしまいます。
日頃からコンテナ内外の点検を行い、トラブルの早期発見によって被害を最小限に食い止めましょう。
ジャカコン西日本では、優れた強度と耐久性を持つ建築用コンテナ(コンテナハウス用コンテナ)を販売しています。
自社で施工を行うため、依頼主様のご要望を内外装や断熱材に反映させることが可能です。
コンテナの施工や防錆対策・シロアリ対策・雨漏り対策は、ジャカコンまでお気軽にお問い合わせください。