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どっちがおすすめ?似ているようで違う「プレハブ」と「コンテナハウス」

どっちがおすすめ?似ているようで違う「プレハブ」と「コンテナハウス」

“箱型の建築物”という点では大差がないように見える「プレハブ」と「コンテナハウス」。
しかし実際は、建材や設置に必要な工期、設置可能な場所などに細かな違いがあります。
その違いによって居住性や設置費用が大きく変わってくるため、プレハブやコンテナハウスの設置を検討するなら、両者の違いをしっかりと理解しておきましょう。

 

プレハブとコンテナハウスの概要を比較

軽量鉄骨でできた「プレハブ」

プレハブ(プレハブ工法)は建物の一部もしくはすべての部材をあらかじめ工場で製造し、現場で組み立てて建物とする建築工法です。
プレハブの部材となるのは、厚みが6mm未満の鉄骨(軽量鉄骨)。
運んだ部材を現場で組み立てた後、電気配線を設置し、換気扇や照明などを取りつけます。

プレハブは、通常の施工よりも現場での工期が短縮できるため、仮設住宅や仮校舎など、同一の建物を大量に設置するときに役立ちます。
2間(ケン)×3間が標準的なサイズ(1間は約1.81m)ですが、0.5間単位で寸法を増やすことも可能です。

 

重量鉄骨でできた「コンテナハウス」

コンテナの製造には、建築用に開発された厚さ6mm以上の鉄骨(重量鉄骨)を使用します。
プレハブ工法とは異なり、現場に搬入する前の段階でドアやサッシ、換気扇などの必要な設備を取りつけてしまうので、現場での施工に時間がかかりません。

工場で組み上がったコンテナハウスは、後はトラックで現場に搬入するだけ。すぐに設置できるので、施工にかかる人件費を最小限に抑えることができます。
また、重量鉄骨を使っているのでプレハブよりも丈夫で、寿命が長いのも特長です。

 

プレハブとコンテナハウスの違いを項目別に比較

施工期間

建物自体のサイズ次第ではありますが、プレハブの施工にかかる期間は40坪クラスでおおむね7~10日というのが一般的です。
部材を現場で組み上げる必要があるため、悪天候の場合は工期が延びることもあります。

コンテナハウスは搬入作業がメインとなるため、雨天でも問題なく施工ができます。最短で1~2日で設置が完了する場合もあります。

 

耐久性

プレハブはメンテナンス次第で10年以上使用できますが、軽量鉄骨造のため耐久性にはやや心配があります。
特に塩害や積雪の多い地域に設置した場合は耐久性が落ちやすいので、注意が必要です。

一方のコンテナハウスは海上輸送を前提に設計されているので耐震性・耐久性が高く、しっかりとメンテナンスをしていれば40年以上にわたって使用できます。
コンテナ4つ分の重さに耐えられる構造のため、雪が多く積もる地域でも耐久性は落ちません。組み立てる際に塩害対策を施せば、海沿いの地域でも問題なく使用できるでしょう。

 

快適性

軽量鉄骨でできたプレハブと重量鉄骨のコンテナハウスでは、壁が厚いコンテナハウスのほうが防音性・断熱性に優れています。
コンテナに断熱処理を施すことで夏や冬でも温度・湿度をコントロールしやすくなるので、快適に過ごせるでしょう。

 

費用

プレハブでは工場で大量生産した軽量鉄骨を使うため材料費は安く済みますが、現場での組み立てに相当数の人員が必要となり人件費がかさみます。防音や断熱、電気、給排水などの工事を含めると、坪単価は30万円からが目安となります。

コンテナハウスなら搬入および組み立ての人件費は抑えられますが、軽量鉄骨と比べると部材費が高く、施工費用もかかってきます。最安値で坪単価50万円からが予算となるでしょう。

 

デザイン性

一般的なプレハブは工場で大量生産した部材を組み立てるので、色などを変える程度のデザイン変更しか施せません。
コンテナハウスは、窓や扉などを購入者の要望どおりの仕様に設計できます。
材質もしっかりしているので、店舗や事務所としても使用可能。デザイン性の領域では、コンテナハウスに軍配が上がるといえます。

 

場所

プレハブは敷地に合わせて形状を変えられるため、材料を積んだ小型のトラックが通れる場所ならどこでも施工できます。

対するコンテナは工場であらかじめ組み立てたものを運ぶため、敷地の形状などにより設置が難しいケースもあります。
搬入経路には、コンテナを載せた状態の大型トラックが通れる道幅と高さが必要です。

 

カスタマイズ度が非常に高いコンテナハウス

場所を選ばず、防音や断熱を考えなければ低コストで設置できるプレハブは、物置や一時的な住居などの用途に向いています。しかし、長期間住居として利用する場合や塩害・大雪の不安がある地域での設置は向いておらず、耐久性の高いコンテナハウスを選んだほうが安心できるでしょう。

ジャカコン西日本ではコンテナを自社開発しているため、デザインのオーダーメイドやカスタマイズにも柔軟に対応できます。
「快適に暮らせるコンテナがほしい」「デザインにこだわりたい」というご要望はお気軽にご相談ください。

 

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