高いの？安いの？コスパは？コンテナハウスの価格や建てる際にかかる費用について
欧米で人気を集め、日本でも注目度が高まっているコンテナハウス。
ただ、実際にコンテナハウスに住もうと考えたとき、気になるのが設置にかかる「費用」ではないでしょうか。
デザインに関する自由度の高さは魅力でも、費用があまりに高額だと実現性は低くなってしまいますよね。
そこで今回は、コンテナハウスの価格（値段）や実際に建てるときかかる費用についてご紹介します。
コンテナハウスの価格・相場を押さえよう
コンテナハウスに利用するコンテナは、大きさや特徴によって値段が異なります。たとえば、12フィート（約5畳）のサイズであれば55万円程度。ただし、12フィートだと1ルームほどの広さしかないため、コンテナハウスとして利用するのであればより大きなサイズが望ましいかもしれません。
標準的なコンテナの規格である20フィート（約9畳）のサイズであれば85万程度、40フィート（約18畳）なら160万円程度が値段の相場となるでしょう。
当然、連結したコンテナハウスを望むのであれば、より高い費用がかかってきます。
また、コンテナ購入後は、設置する土地へ運ぶための「運送費」も考慮しなければなりません。
運送費もコンテナのサイズや運送手段によって変動しますが、12フィートで30～90万程度、20フィートで60～180万円程度、40フィートで80～300万円程度かかると考えておきましょう。
コンテナハウスを建てる際にかかる費用
基本的にコンテナを購入しただけでは、居住用としてそのまま使うことはできません。コンテナハウスとして使用するには、窓や空調設備、電気などのライフラインを設置するための工事が必須です。費用は100万円ほど。断熱性や気密性をより高めたい場合は、さらに費用がかかります。
住居としてコンテナを利用するなら、トイレやキッチン、シャワーなどの設置も必要です。こうした水回りを整備するのに、だいたい100～200万円が必要となります。
つまり、コンテナハウスを建てようと考えるのであれば、コンテナ本体の金額と合わせて、事務所利用なら300万程度、自宅利用なら500万円程度の費用がプラスでかかると考えてよいでしょう。
「固定資産税」も無視できない費用
また、コンテナハウスを建てる際の費用として、覚えておきたいのが「固定資産税」です。
固定資産税は不動産を所有している期間にかかる税金のため、不動産ではないコンテナハウスは対象外だと思われるかもしれませんが、コンテナハウスでも固定資産税は発生します。
地面に定着したものは建築物として扱われ、建築物は固定資産税の対象になるためです。
コンテナハウスは安い？高い？コスパは？
海外では100万円程度と破格の値段でコンテナハウスを建てられるケースもあるようですが、厳格な建築基準法が存在する日本において、同程度の費用で実現するのはほぼ不可能とお考えください。大まかに、「一般の木造建築と同程度」という相場感で考えておけば間違いはないでしょう。
ただし、重量鉄骨の建築物として考えれば、コンテナハウスは一般的なものよりローコストでの建築（設置）が可能です。また、一般的な建築に比べると工期が短く、デザイン性が高いといった特徴もあり、しかも安全。
こうした点から見ても、コンテナハウスは決してコストパフォーマンスが悪いものではありません。
コンテナハウスの費用でお悩みならジャカコンへ
コンテナハウスにかかる費用を「安い」と思うか「高い」と思うかはみなさんの理想次第ですが、世界的にはコンテナハウスが持つ個性やコストパフォーマンスの高さに魅力を感じる人が増えているのは事実です。
「コンテナハウスを持ちたい」と考えてはいるものの、費用面で不安があるという場合はジャカコン西日本へご相談ください。
ジャカコンが提供するコンテナハウスはすべて自社開発のため、他社に比べて低価格での施工が可能です。
そのほか、コストに関するご要望にはできる限りお応えする姿勢でおりますので、まずは一度ご相談ください。
